特集記事
特集記事「保全の維持を目指して【第一編】保全を維持する取り組み」
著者:
黒岩 智樹 Tomoki KUROIWA,佐藤 尚史 Takashi SATO,松田 茂弘 Shigehiro MATSUDA
発刊日:
公開日:
エネルギー事業を取り巻く環境が大きく変化を続ける中、(株)JERA O&M・エンジニアリング本部では、これまでの発電所操業を通じて培った知見をベースに、様々な取組を通じて柔軟かつ機動的な発電所運営を実現している。加えてデジタル技術を用いた遠隔監視やビッグデータを活用した予兆管理の導入などを進め、世界トップクラスの O&M・エンジニアリングサービス "JERA O&M Way"を内外に提供していく。本稿では O&M・エンジニアリング本部 東日本 O&M・エンジニアリング技術部(以下東技術部)における保全を維持する取り組みについて、概要及びその具体的実例について紹介する。...
特集記事
特集記事「原子燃料サイクル」(3) 世界の再処理工場
著者:
松田 孝司,Takashi MATSUDA
発刊日:
公開日:
これまでに世界各国で数多くの再処理施設が建設されてきた。それらの中には、現在操業中のものだけでなく、既に運転を停止したもの、当初から目的を変更して使用中のもの、完工したもののホット運転には至らず閉鎖されたもの、さらには種々の理由により建設が中止あるいは中断されたものがある。第 1表にこれらの再処理施設を国別に表示する。[1]~[9],[11],[13]~[21] 2019年現在、原子力発電所で発生した使用済燃料の再処理を自国内で実施している国は、日本(六ヶ所再処理建設中)、フランス、英国( 2020年までマグノック燃料処理)、ロシア、インド、中国である。...